C&Cアカデミー
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「提案できる福祉用具専門相談員」

2023年12月2日~土曜日開催で「福祉用具専門相談員研修」が、ピースクルーズ株式会社研修事業「C&Cアカデミー」に於いて行われています。

 

新年2024年1月6日に株式会社モリトー様のご協力で、「ノーリフティングケア」の講義が実施されました。
実際にスライディングシートや、グローブ、スライディングボード、リフトを使い、座学・実技を交え実際に、スライディングシート等を使用し体験することができました。
また株式会社モリトー大阪営業所所長武田様の経験に基づく講義が、笑いありで楽しく4時間があっという間でした。

 

特に心に残ったのは「福祉用具専門相談員は、専門相談員です。専門でなければならない。」
ケアマネや他職種、ご家族に専門的に答える必要があるという意を話されていました。

 

まさに、その通りと思います。
福祉用具はケアプランの中では、花形の位置ではないのが実情です。
介護保険では、訪問介護、デイサービス、訪問看護などが上位にケアプランで作られます。

 

本来、先ずは、「介護が必要な私はどう生きたいのか」または「介護を必要としている家族は何を望んでいるのか」この2点から始まるはずです。
その生き方を達成するために、環境をどのように整えるかです。環境を整えれば、乗り越えることができることもあるかもしれません。
住宅改修とまではいかなくても、福祉用具をうまく導入するなどです。
リフトを導入すれば、老々介護でも、移乗や移動ができるかもしれません。
在宅生活の継続が可能かもしれません。
福祉用具専門相談員が、提案すればできることが沢山あるはずです。

 

武田様の講座から、実際在宅ケアされている老々介護の方が、高齢の奥様が「リフトがなければ主人を家で介護することはできませんでした。」と話されたそうです。
高齢者の女性が高齢者とはいえ男性を持ち上げたり、移動させたりすることは至難の業でしょう。せっかく円満に過ごされてきたご夫婦の関係が悪くなることもあり得ます。

 

現在のところ福祉用具の一番の需要はベッドと車いすです。
もっとご提案できることがあるかと思います。ピースクルーズからの発信は「提案できる福祉用具相談員を輩出する」です。

 

今後第2回、3回とバージョンアップした、福祉用具専門相談員研修をご提案していきたいと考えております。

 

また、実際に、リフトやスライディングシートやボードをご覧になりたい方または使用方法を知りたい方はピーズクルーズ天下茶屋ギャラリーへお越しください。事前にお電話ご連絡いただければ、「提案できる、福祉用具専門相談員」がご説明、提案をいたします。

 

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ピースクルーズ天下茶屋ギャラリー
所在地:〒557-0014 ⼤阪市⻄成区天下茶屋2-21-10[南海、地下鉄堺筋線天下茶屋駅徒歩1分 天下茶屋駅前商店街]
電話番号:06-6656-3965