ノーリフティング指導者研修レポート(8/7・8 高知県)-vol.1
8/7、8/8に高知県にてノーリフティング指導者養成研修を受講しました。
今回の研修での目標
「基本技術のプレゼンテーションが行え、対象に伝えることができる」
研修内容
初日
1 目的と必要性の理解(ステップ1)、自己管理・身体の使い方(ステップ2)
についてのグループプレゼンを行う。
2 グローブ使用し、ベット上での側方移動、上方移動
3 シート使用し、 敷きこみ、ベット上での側方移動、上方移動、抜き取り
4 起き上がり(側臥位から)、立ち上がり(前方・側方)
5 座り直し(用具なし・あり)
2~5についての個人プレゼンが行う。
最終日
6 リスクマネジメント(ステップ3)
についてのグループワークを行う
7 吊り上げリフト(フレーム)スリング側臥位から装着→昇降→外す
8 吊り上げリフト(床走行)
9 スタンディングリフト
7~9についての個人プレゼンを行う
10 ノーリフティングケアの紹介
についてのグループプレゼンを行う
プレゼンを行う方法
①伝える対象者
②伝える目標
を決める
次に
①プレゼンの組み立て
②プレゼンの実施とチェック
③フィードバック
④振り返り
の順で行う。
プレゼンの実施とチェックについて
役割をグループで決めて、
1)プレゼンター
2)モデル
3)チェッカー
をローテーションで行う。
感想
伝える対象者と目標を決めてそれをはじめに公開することで伝える側、伝えられる側の双方にとって分かりやすいプレゼンになりました。
役割(プレゼンター モデル チェッカー)を決めてローテンションして個人プレゼンを行うことで違う視点で物事をとらえられ、理解が深まり、考えを参加者で共有していくことでよりよい向上につながると感じました。
ノーリフティングは対象者と介助者の双方が、身体に負担のないケアの提供と生活を送るために必要なものだと思います。
今回の研修も全ての参加者に役割があり意味付けをして必要性を感じることのできる内容でした。
全体に情報を公開し共有し理解してもらう。
そして共に進んでいくという考えがノーリフティングを学ぶ中で感じられます。
この考え方はこれからの自身の働き方にもつながっていくのではないかと思います。