ノーリフティングの取り組み
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8/7・8に高知県で開催された「ノーリフティング指導者養成研修 」に参加したスタッフの感想をご紹介します。

 

<感想>

まず研修を受講しに来られている方の総数は21名も居られました。
私たちもそうでしたが、同じ施設から来られている方だけでなく、お1人で受講しに来られている方もおり高知県内のノーリフトケアを取り組むことについての熱量の高さに驚かされました。

4名から5名のグループに分かれてグループ内での個人プレゼン、全体に向けてのグループプレゼンと2日間行ってきましたが、皆さん積極的に発言されており問題意識の高さにも感心してしまいました。

グループの中には当然ながら他職種の方もおられました。
私たちは5人のグループで、お1人だけ介護職ではない方がおられましたが、与えられた課題について全く違う視点であったり、介護職では思いもよらない専門性を見せておられ、改めて利用者様に関わる際の多職種連携と情報共有の重要性を感じさせられました。
とても良い出会いに感謝しています。

 

プレゼンについて、とても大切だと思ったことは、対象者を設定するのですが、対象を漠然としたものではなく、「このことを伝えたいあの人」と具体化することです。
これにより実際に伝える際の現実味を帯びたプレゼンテーションを展開することが出来ました。

 

これからノーリフトケアをスタンダードにしていかなければならないのですが、容易ではないと感じています。同じ介護職に伝えていく事も難しいのです。
しかし、今後より良い共生社会の実現にはノーリフトケアが私たち介護する側だけでなく、利用者様やご家族様の常識にもなっていかなければいけません。

 

大変険しい道のりですが、必ず形にしたいです。