バリアフリー展参加レポート(2024年4月17日)
2024年4月17日、会社に許可をいただき単身バリアフリー展に参加してまいりました。
今回の目的は、株式会社モリト―様から新商品の「移座えもんシーグロ」を体験してくることでした。
せっかく足を運びましたので、15:00~と遅い参加になりましたが他も3か所ほど出展ブースを見てまいりましたので、報告させていただこうと思います。
会場へ向かうと、比較的遅い時間だったこともあってか、インテックス大阪の中は帰り足の人が多く、参加者は多くなかった印象です。
まずはモリト―様のブースに伺いました。
さすがと申しますか、空いてきている会場内でも人だかりができておりスタッフの皆様も忙しそうで声を掛けることが難しい状況でした。
また、それは世間のニーズがノーリフティングケアに向き始めてるのだと感じさせるこしばらく、タイミングを見計らっていると、武田さんが気付いて声を掛けてくださいました。
新商品の紹介をお願いすると快く引き受けていただけ、川﨑さんとお二人でデモンストレーションをしていただけました。
説明を聞いた印象はとても便利なものができたといったものでした。
既存のスライディンググローブとMサイズのスライディングシートの機能を併せ持つもので、在宅の訪問ヘルパーが一枚持っていれば、ケアの幅が大きく広がるようなものでした。
実際、体験させていただきましたが、少しコツは必要ですが些細な問題で、お二人に丁寧にレクチャーしていただいたことで、簡単に使うことができました。
今後はヘルパーの七つ道具の一つ(あと六つは考えておきます)として、全員が携行できたらいいなと思います。
さて、モリトー様のブース後にして足を運んだのはマッスル株式会社様です。
こちらも介護用リフトのメーカー様ですが、少し変わったリフトを作っておられますのでお邪魔してみました。
他者メーカー様が、吊り上げるリフトなのに対して、マッスル様の「SASUKE」は抱きかかえるように利用者様を移乗させることができる介護リフトです。
説明をしていただきましたが、やはりスリングシートが敷いたままでよいことと。
リフトのアームをスリングシートの両端(頭、脚)にある穴に通すだけで使えるので、介助者ごとの技術の差に関係なく、初心者でも使いやすいのが魅力だと思いました。
欠点ではありませんが、トイレへの直接の移乗には使用できないので、離床を促し、日中を座位で過ごされる方にはとても良い製品だと思いました。
続いては、ナチュラル・ハートフルケア・ネットワーク様のブースにお邪魔し、ピースの皆様にご挨拶と日頃お世話になっている感謝を伝えました。
下元先生は忙しく、残念ながら後ろ姿しかお見掛けできませんでしたが、マッスル様に向かう途中で福島さんにはお会いすることができました。
また、偶然ですが「オムツフィッター1級研修」でチームをご一緒させていただいた方もボランティアとして参加されていましたので、久しぶりにお話をすることができました。
改めて、何人かの方と名刺交換もさせていただき、下元先生の著書も購入させていただきました。
最後に「オムツフィッター研修」、「オムツ検定」をされています「むつき庵」様のブースに伺いました。
残念ながら遅くなってしまい中をのぞかせていただく程度になってしまいました。
浜田先生もお忙しい様でお姿を見ることはかないませんでしたが、頑張って来年どの「オムツフィッター認定講師」の研修を終了したいと思っています。
もっと時間があれば、多くのブースをゆっくり覗きたかったです。
今回は4か所だけでしたが多くの学びと出会いがございました。
今後もバリアフリー展のみならず研鑽を重ね、ノーリフティングケアのスタンダード化とよりよい介護が提供できるピースクルーズグループを目指していきたいと思っています。
(新井田幸庸)