ピースクルーズでは、２０１７年より大阪商工会議所女性会のご縁から中国山東省煙台の高齢者施設への「日本的介護の研修」、北京の産後ケアを中心に活動されている会社さんの介護サービス部門の教育として、訪中、訪日で研修に関わっております。
中国での教育会社として山東省で「秀林田中養老公司」教育事業の会社も設立いたしました。

日本は、世界の中でも超高齢社会です。支える若い力が減少し、高齢者が増えている社会です。
欧米も抱える高齢者の問題は同様です。先進国と言われる、成長し成熟した社会では同様の問題を持つのでしょう。しかし、欧米とアジアは家族観が違うのではないかと思うのです。
欧米は一概に言えませんが18歳で家を出て家族の絆は強いですが、個人の生活を重視するように思います。しかし、アジアは比較的家族主義で、家族の距離が近いように思います。

近年経済が発展していく国では欧米化し日本でもその傾向はありますが、やはりアジア的家族主義はまだまだＤＮＡに深く残っているように思います。
ですから、欧米の介護をそのままアジアではしっくりしないのです。
アジアの生活習慣や家族習慣のある人には日本的介護が合うように思います。
そこに欧米の客観的なケアを加えたものが良いと思います。